MARD・COCO・漫漫の色番号を比較する方法と、欠色時の代替
下の比較はPekoが管理する色表による参考情報で、ブランド公式の対照表ではありません。ロット・画面・照明で色は変わります。購入前に実物の色見本を確認してください。
アイロンビーズで最も混乱しやすいことの一つ:同じ色でもブランドごとに番号が違い、同じ番号でもブランドが違えば別の色です。図案の「MARD A01」をそのまま「COCO A01」に置き換えることはできません。
まず3つの番号体系を理解する
MARD・COCO・漫漫はいずれも一般的な色番号体系ですが、番号の付け方、色の範囲、命名規則は統一されていません。
- MARD:アルファベット+数字が基本で、色の網羅性が細かい。
- COCO:同じくアルファベット+数字だが、グループ分けがMARDと異なる。
- 漫漫:
IC、DH、Qなどの接頭辞があり、他2社と直接対応しない。
比べるべきは番号ではなく色そのものです。Pekoは画像の色をブランドの色表にマッピングし、選んだブランドの番号を出力します。ブランドを切り替えると番号も再マッピングされます。
比較表で違いを見る
よく使う色の例です(hexは画面上の近似色で、実物の標準ではありません)。
| 色 | 画面近似色 | MARD | COCO | 漫漫 |
|---|---|---|---|---|
| 白 | #FFFFFF |
T01 | L14 | L6 |
| 黒 | #000000 |
H07 | B09 | F7 |
| 赤 | #FD543D |
A14 | C05 | B14 |
| 薄い肌色 | #FDD3CC |
E01 | K03 | E1 |
| 黄 | #F4D738 |
A05 | D03 | B4 |
| 薄緑 | #C5ED9C |
B16 | F03 | C17 |
| 青緑 | #67B4BE |
C22 | H25 | Q11 |
同じ白でも3社の番号は全く違います。同じ A でも、MARDと漫漫では指す範囲が異なります。ブランドを変えるときは図案全体を再マッピングし、接頭辞だけ変えないでください。
欠色時の代替手順
色が揃わないのは普通のことです。次の順で考えます。
- 明暗を見る:欠けているのは濃い色か薄い色か。同じ色系の近い濃淡を探す。
- 暖冷を見る:黄寄りの赤と青寄りの赤は、並べるとぶつかる。
- 面積を見る:大きな主色は正確に。小さなアクセントは思い切ってまとめてよい。
- 人物は顔を優先:肌・目・口は簡単に変えない。背景と端は代替しやすい。
- 少量から買う:画面で近くても実物は違う。特に肌色とグレーは注意。
実用ルール:大面積は「最も近い色」、小面積は「同じ色系で一番なじむ色」。小さなアクセントのために使わない色を1袋買う必要はありません。
Pekoで選色するとき
- 実際に買ったブランドを決め、エディターで対応する色番号体系を選ぶ。
- 初心者は12〜20色に絞ると、欠色の確率が下がる。
- ブランドを切り替えたら、プレビューと色番号リストを再確認する。古いリストで注文しない。
- 人物の顔は、肌・目・髪の3領域を先に決めてから背景を処理する。
- 書き出す前に色ごとの使用量を見る。ごく少ない色は統合を検討する。
よくある誤解
| 誤解 | なぜ違うか | よりよい方法 |
|---|---|---|
| 同じ番号なら同じ色 | ブランド間で番号体系が共通ではない | 番号ではなく色で照合する |
| 画面の色が実物の色 | 画面・照明・ロットで色差が出る | 実物の色見本を基準に、少量から買う |
| 色が多いほど似る | 欠色と間違いが増える | 先に色数を絞り、少しずつ増やす |
| 欠色は近ければ何でもよい | 明暗や暖冷が違うと作品が濁る | 明暗・暖冷・面積の3軸で選ぶ |
次に
Pekoエディターを開き、手持ちのブランドの色番号体系を選んで、幅20〜30粒の小さな図案を作ってみましょう。実際に何色必要かが見えます。写真選びから書き出しまでの流れは写真をアイロンビーズ図案にする方法へ。
アイロンの設定で迷っているなら、アイロンビーズの温度と時間もどうぞ。